怪我の功名

昨日、足の親指を怪我した。

かなり痛む。

痛いけれど、怪我のおかげで気の進まない予定をキャンセルできた。

私にとって、「休め」「ストップ」のサインと受け取って、足を労わりながら自宅で大人しくしている。

ゆっくりと創作活動もできるということになる。

自分に起きた出来事を、マイナスに取ろうと思えばエンドレスでマイナスに向かっていける。

今までの私はそうだった。

どうもマイナスが好きなのか?クセなのか?

そっちに向かっていた。

最近ようやく、心からプラスに受け取ることが出来る。

長い時間かかったけれど、この変化は嬉しいこと。

頭では「ポジティブに受け取ろう。」と思うけれど、ホントのところそうは思えてなかった。

ここ数ヶ月の間で、自分に向き合う時間がどっさりとできて否応なく考えなければならなくなり、少しずつ過去のネガティブな体験や記憶の捉え方を変えることができた。

なんだか気持ちが軽くなった。

そんなわけで、「怪我はしたけれど私はそれでよかったのだ。」と思っていたら不思議と痛みもひいてきた気がする。

物事は捉えようで如何様にもなる。

やっぱり全ては自分にかかっているのだ。

今日も私は私を生きる。

すず